エンジニアによるビジネス本読書記録

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記録6:「弱くても最速で成長できる ズボラPDCA」

今回は北原孝彦さんの「弱くても最速で成長できる ズボラPDCA」の読書記録です。

率直な感想を述べると「結局何をすればいいかわからん」です。

わからんポイント1: PDCAの説明が体系立っていない

PDCAの各ステップについては説明が少ないように感じました。どこかでPDCAは勉強したが、挫折した人向けなのかな?

目次を見ると分かる通り、Pが「慎重に計画を建てる」Dが「失敗しようがないぐらい、小さく始める」といったように章立てが微妙に認知を阻害するように感じました…(これは僕の認識能力が低いだけかもしれません)。

各章の中の節もステップと関係していると言うよりは「そのステップを行う際の心構え」が書かれている印象でした。

わからんポイント2: 具体的な行動がわからない

「死ぬほど慎重に計画を立てる」「再現性を高めるために言語化を行う」といったコンセプトとしてはとても納得する内容がたくさんだったのですが、実際に**慎重に**計画を建てるプロセスや、**言語化**の方法論が少なく、筆者の実際の精神活動が書かれていた印象でした。

まとめ

ズボラ(めんどくさがりや)故に

  • 死ぬほど慎重に計画を立てて
  • 失敗しようがないぐらい小さくはじめて
  • 再現性を高めるためにうまく行った内容を徹底的に言語化して
  • 楽をするために改善を行う

というプロセスを取ろう!! というコンセプトにはとても共感しましたが、共感したがゆえに具体的な方法論が少なく、全体的に歯がゆいという感想でした。

僕はPDCAが得意ではないので藁にもすがる思いで購入した本書でしたが、具体的な行動は起こせそうにありませんでした(表紙のフォントが可愛くて衝動買いした節もあります)。

おすすめのPDCA本があれば是非教えて下さいmm