記録3:「読んだら忘れない読書術」
今回は、「読んだら忘れない読書術」の読書記録です。
本書の内容は「インプット大全」「アウトプット大全」で紹介されていた「読書」に関するハウトゥーを詳細に解説したものです。
個人的なポイント
"本を読んだ" の定義
本書では "本を読んだ" の定義は
- 内容を説明できる
- 内容について議論できる
としています。
よく考えてみたら当たり前のことかもしれませんが、言語化して肝に銘じる必要があるなと感じました。(私がブログを始めたのもこの定義の影響です笑)
「アウトプット大全」でも繰り返し述べられていましたが、「考え方」だけでなく「行動」が変化する読書をすべきだと本書でも述べられています。
スキマ時間の活用
人間は時間を成約して物事を行う際に、はじめと終わりの5分間に集中力・記憶力が上昇する傾向にあるそうです。これらを初頭努力・終末努力と呼ぶそうです。これらを意識して通勤電車などの時間を有効活用していきたいですね。
自分のレベルを認識する
本書では「守破離」を例として、自分の知識レベルがどの程度なのかを認識すべきだと述べられていました。
- 守: 基礎を学べる「基本」本
- 破: 他人の方法を学べる「応用」本
- 離: 自分のスタイルを模索するための「ブレイクスルー」本
「読書しない人ほど『本格的な一冊』を好む傾向にある」というのも面白いかつ意識しなければと思いました。
Youtube大学を配信している中田敦彦さんも「やわらかい本から始める。それでも何も知らないより10倍いい。」と言っていてそのとおりだなあと感じていたところだったのでとても説得力がありました。
全体像の把握
- 本は必ずしもはじめから順に読む必要はない
- 本格的に読みはじめる前に
- 目次を確認し、内容を想像する
- 本全体をパラパラと読み、読む箇所の重み付けを行う
本書から得た "ToDo"
- [ ] 自分のレベルを意識した本の選択を行う
- [ ] 初頭努力・終末努力を意識したスキマ時間の活用を行う(電車など)
- [ ] 本格的に読む前に目次のチェックとパラパラ読みをして全体像を把握する